2021-05-27 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
○政府参考人(屋敷利紀君) お答え申し上げます。 グローバルなCLO市場におきましては、農林中央金庫を含む本邦大手行のシェアが相応に高いという点につきましては、委員御指摘のとおりと認識しております。 また、委員御指摘のとおり、米国のボストン連銀のローゼングレン総裁を始め、国際的にCLO保有の潜在的リスクに関する指摘があったと承知しております。 他方、農林中央金庫を含む本邦大手行は、総じて充実した
○政府参考人(屋敷利紀君) お答え申し上げます。 グローバルなCLO市場におきましては、農林中央金庫を含む本邦大手行のシェアが相応に高いという点につきましては、委員御指摘のとおりと認識しております。 また、委員御指摘のとおり、米国のボストン連銀のローゼングレン総裁を始め、国際的にCLO保有の潜在的リスクに関する指摘があったと承知しております。 他方、農林中央金庫を含む本邦大手行は、総じて充実した
○政府参考人(屋敷利紀君) お答え申し上げます。 国内では低金利や資金需要の低迷など厳しい収益環境が続く中で、近年、本邦金融機関は、利ざや確保のため、信用力が低い企業向けの貸出しであるレバレッジド・ローンや、それを裏付けとした証券化商品であるCLOへの投資を拡大してまいりました。 こうした下で、金融庁と日本銀行は、本邦金融機関による海外クレジット投融資の実態やその金融安定面への影響について把握し
○政府参考人(屋敷利紀君) 先生御指摘のとおり、昨年、私ども金融庁では、証券化商品の元となる資産の組成者にその一定割合の保有を促す効果を持つリスク・リテンション規制を導入するという対応を行ったところでございます。 私ども金融庁といたしましては、CLO投資の拡大がシステミックリスクに発展し金融システムの安定が損なわれないよう、種々の規制を強化しているところでございまして、引き続き、内外の経済、市場動向
○政府参考人(屋敷利紀君) 議員御指摘のカーニー・イングランド銀行総裁やイエレン前FRB議長の懸念も、裏付け資産の悪化を経由した金融システムへのリスクについて言及されているものと承知しております。 議員御指摘のサブプライムローンの証券化商品でございますけれども、サブプライム商品の下落につきましては、米国の住宅価格の下落をきっかけに、裏付けとなる住宅ローンにおいて利払いの延滞等が生じた結果、サブプライム
○政府参考人(屋敷利紀君) お答えいたします。 一般にCLOは、先ほど大澤局長からも御説明がございましたけれども、格付が低い企業向け貸出しを裏付け資産とした証券化商品であるために、景気後退局面において、裏付け資産の悪化を通じてCLOを保有する金融機関に損失を与える潜在的なリスクについて指摘されているところでございます。 議員御指摘の実態調査に関する報道を含めまして、金融モニタリングの詳細についてはお